衆議院議員(れいわ新選組) くしぶち万里
1 止まらない物価高で消費者は苦しんでいる
消費者の大きな関心事は、物価でしょう。しかし、インフレが止まらない。直近5月の消費者物価指数では、食料品は去年と比べて24%上昇。全体では44か月連続の上昇なので、もはや3年半以上、苦しんでいる。とくに、主食であるコメの高騰は家計を直撃しています。去年と比べて2倍という、もはや異常事態。「令和の米騒動」が問題となって1年近く経ちますが、政府の無策によって放置されています。責任者である農水大臣(当時)が「コメは売るほどある」という認識だったので、それも当然です。石破総理は「物価に負けない賃上げを実現する」と言いますが、実質賃金は3年連続マイナス。トランプ関税のせいもあって、中小企業を中心に賃上げモードは急速にしぼんでいるのが現状です。老後の生活を保障するための年金も、「マクロ経済スライド」という仕組みで実質切り下げ。今国会で年金の法案が提出されましたが、この仕組みは変わりません。わたしたち消費者は、いつまで我慢すればよいのでしょうか。
2 物価高への最大の特効薬は消費税廃止の一択
物価高への最大の特効薬は、もち・・・
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