全世界の犬猫の殺処分を廃止にする会代表 荒木 淳
沖縄県南大東村で起きた住居侵入事件について書く前に、福岡市に住む私がなぜ、事件と関わるようになったかに触れねばならない。2022年10月28日に私が代表を務める会のメンバーから、南大東村で愛護動物である野良猫が役場から委託を受けているNPO法人どうぶつたちの病院沖縄のスタッフによって捕獲され、同法人理事長の長嶺隆獣医師によって薬殺されていると聞いたのが事件に関わるきっかけとなった。
情報公開請求で判明した猫の殺処分数は211頭である。この件に関しては「動物法ニュース53号」の南大東村の野良猫の大量殺戮をお読みいただければ幸いである。日本国内においては最悪のジェノサイドといってもよいだろう。ではなぜ、野良猫の大量殺戮事件が住居侵入事件に結びついているのかを説明する。ことの発端は南大東村内で野良猫の殺処分を回避するために孤軍奮闘していた女性が、野良猫の大量殺戮をSNSで発信した結果、役場と長嶺隆獣医師の逆鱗に触れた。役場と長嶺隆獣医師が相当に慌てたことは女性に対してSNSへの投稿の削除や修正を強要したことからも想像に難くない(告訴手続きをしてお・・・
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