適格消費者団体NPO法人京都消費者契約ネットワーク理事・事務局 消費生活相談員 森 順美
1 京都府消費生活審議会の委員としての活動
京都府では、消費生活施策の策定及び実施に関する重要事項の調査審議並びに消費者の苦情のあっせん及び調停を行わせるため、京都府消費生活審議会が設置されており(京都府消費生活安全条例34条)、委員は、学識経験者や消費者団体、事業者団体出身者などで構成されています。
私は、所属する適格消費者団体・特定非営利活動法人京都消費者契約ネットワーク(以下、「当団体」という)の推薦を受け、令和3年度から委員を務めさせていただき、今年度で4年目となります。
消費生活相談員である私は、普段は消費生活センターで消費生活相談を受け付け被害救済を目指すとともに、当団体の事務局として全国の消費者の皆様方から消費被害の情報提供の受付を行ったり、理事・専門委員として消費者被害の拡大防止や被害予防を目指しています。審議会では、このような消費者被害の現場にいる立場から、意見等を述べさせていただいております。
2 第72回京都府消費生活審議会が開催されました
審議会は年に2回ほど開催されていますが、本年度・・・
この記事は会員に限定されています。ログインしてください。
会員になるには「会員に申し込む」をクリックしてください。