ニセ広告被害弁護団弁護団長 弁護士(大阪) 国府泰道
FacebookやInstagramなどのSNSにおける前澤友作氏ら著名人を騙るニセ広告による投資詐欺被害について、本年10月29日、SNS運営会社であるメタ社(Meta Platforms, Inc.)及びメタ社の日本法人(Facebook Japan合同会社)に対して関東・関西の5地裁において一斉提訴を行いました。
なお、メタ社及び日本法人に対する同様の訴訟(原告4名)は既に神戸地方裁判所に係属しており(4月25日提訴)、今回の提訴は第二次提訴となります。
1 原告及び訴額
①さいたま地裁 原告 6名 訴額5768万0842円(当弁護団と協力関係にある埼玉弁護団による提訴です)
②千葉地裁 原告 7名 訴額5110万4129円
③横浜地裁 原告 4名 訴額3079万2245円
④大阪地裁 原告 8名 訴額1億8706万9683円
⑤神戸地裁 原告 5名 訴額1億0880万8655円
2 第二次訴訟に至った経緯
第一次訴訟を提起した後も、当弁護団に全国各地からニセ広告の被害に関する相談が寄せられていたため、全国規模で弁護団を拡充して相談対応をしてきました。・・・
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