新型ヤミ金(後払い、ツケ払い現金化サービス等)で、金融庁に申入れ

大阪いちょうの会事務局次長 社会活動家 司法書士 新川眞一

 大阪いちょうの会は、2021年3月17日、金融庁に対し「『新型ヤミ金=後払い・つけ払い現金化サービス等』についての申入れ」をおこなうべく、近畿財務局に出向き、同日午後1時から担当課の職員と面談を実施した。

 当日は午前10時には、大阪いちょうの会に所属する司法書士らが大阪簡易裁判所のほか大阪府下の簡易裁判所に対して後払いヤミ金業者に対するいっせい民事提訴も実施した。

 午後2時には同裁判所司法記者クラブにてマスコミ会見。その傍らで午後1時から、別部隊で、私たち大阪いちょうの会の役員計4名が近畿財務局への申入れを行った。いわば大阪いちょうの会にとって、朝から夕方まで「新型ヤミ金」被害撲滅一色の1日であった。

 さて午後1時からの申入れ懇談では財務省近畿財務局理財部金融監督第4課上席調査官ら計3名の職員が私たちを出迎えていただいた。そして私たちの申入れの趣旨を真摯に聞き取りいただき、また、私たちの発言を細かく記録までとっていただき、本庁へ丁寧に報告をいただくことができる感触が伝わるものとなった。

 申入れに際しては、別途掲載の申入書のほか、民事提訴・・・

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