クレジット・リース被害対策弁護団の活動について

弁護士(東京) 葛田 勲

1 弁護団の概要

 クレジット・リース被害対策弁護団(旧称: 過剰与信被害対策弁護団当弁護団。https://credit-lease.com/)は、過剰な与信による消費者被害の立法による抜本的な解決を目指して、2005年に東京の有志弁護士によって発足しました。2020年6月1日現在、瀬戸和宏団長、大迫惠美子事務局長を含む、全74名の所属弁護士により活動しています。

 当弁護団では弁護団結成当初より、各種立法提言を行ってきました。近時のものでは、「意見書(クレジット過剰与信規制の緩和について)」(2019年4月17日)、「債権譲渡型割賦販売についての意見書」(2017年10月25日)、「消費者委員会成年年齢引下げ対応検討ワーキング・グループ報告書案に対する意見」(2016年12月30日)、「民法の成年年齢を18歳に引き下げることに反対する意見書」(2016年11月1日)があります。詳細は当弁護団ウェブサイトをご覧下さい。

 また、クレジット被害事件、リース被害事件の被害相談を受け付け、個別被害の救済活動に取り組んでおり、呉服等の展示会販売における過量販売・過剰与信のほか、いわ・・・

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