事務局だより

1 125号よりデジタル化を実施いたします。

 消費者法ニュースは、300頁余の情報を社会に提供してきました。しかし、本が厚すぎて読めないままになるとの声があり、他方、会員がクレサラ事件で闘っていた時代に比して半減しており、紙面を150頁程度にして費用の削減をし、従来の多量の情報量を減らさずこれをWeb版としてネット配信して購読できるように致します。併せて消費者法ニュース0号を1989年に発行して以来30年間余の膨大な判例約2500件と、その時代の最前線の被害者の声、事件情報、学者の論考をPDFないしデジタル化して過去の情報をWeb版で購読ができるようにしました。

 これだけ膨大に消費者情報を有する雑誌はなく、皆様の積極的利用をお願いいたします。

2 2010年に日弁連消費者問題対策委員長の津谷裕貴先生が不本意な事件の凶刃に倒れて10年を迎えます。津谷先生の遺したものを私達が受け継いだ成果を特集にしました。津谷先生には不本意な人生でしたが、我々に遺した豊かな遺産を再度見直し、消費者の権利の実現を目指したいと思います。

3 「特集 カルト被害の実態」は、不安な精神状況にある人達が、その弱さを甘言、欺瞞的な・・・

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