「コロナ災害を乗り越える いのちとくらしを守る 何でも電話相談会」に5000件超の電話が殺到

1 アクセス数42万件、受電5009件

2020年4月18日(土)午前10時。相談会の開始と同時に大阪会場の5本の電話がいっせいに鳴った。同日と翌19日ともに午前10時から午後10時まで、受話器を置くとすぐ電話が鳴ることが途切れなく続いた。これまで何度も電話相談会はやってきたが、こんなことは初めてで、リーマンショックの時以上の反響に驚いた。

この相談会は、3月中旬に企画が持ち上がり、1カ月弱の突貫作業で準備した。走りながら企画を煮詰め、全国39の諸団体、弁護士、司法書士、社会福祉士等のソーシャルワーカー、労働組合・支援団体関係者が臨時の実行委員会に結集した。

結局、開催地域25地域・31会場、電話回線延べ125回線、相談員数延べ598名の体制で取り組んだ電話相談会には、2日間で5009件(18日3007件・19日2002件)の相談が殺到した。アクセス数は42万件を超え、受電率は1%程度にとどまった。

2  自営業・フリーランスはじめすべての働く人々から悲痛な声が

今回の相談では、自営業(582件)と個人事業主・フリーランス(462件)の方々からの相談が特に多かったのが特徴的だったが、パート・アルバ・・・

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