アメリカでは、トランプ大統領が、就任1年目に移民を100万人を強制送還する目標を掲げ、9月22日、逮捕が急増する中で、年初からこれまでに40万人を強制送還したと発表したと報道されています。一応の行政手続は践んでいるのでしょうが、唖然とする情報です。「自由の国」アメリカに気分屋の「独裁者」が登場して強権を振るう風刺的な漫画を見ているようです。
また、ロシア・プーチンによるウクライナ侵略戦争やハマスへの報復名目で始まったイスラエル・ネタニヤフによるガザへの報復と大規模な地上侵攻は、市民の平穏な生活を破壊し、特にガザでは飢餓を含む壊滅的な人道危機が発生しています。
一方、日本に目を移すと、「国民の命や平和な暮らし、領土・領海・領空を断固守り抜く」という政策を掲げる自民党に加えて、新たに、「自らの国は自ら守る国防力と危機管理力づくり」を指針として掲げる政党も国会議員の数を伸ばしているという状況が生じています。
アメリカでも、ロシアでも、ウクライナでも、イスラエルでも、ガザでも、日本でも、国籍は違えども「人」はみな「消費者」です。「人」が国家の暴力・事業者が作った兵器等により、命の危機にさらされている・・・
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