弁護士(大阪) 植田勝博
1 2022年7月8日の銃撃事件直後に、関西の勝共連合事務局長から「いま公安関係者から電話があった。容疑者として身柄を拘束された人物はどうやら旧統一協会の関係者らしい」と連絡があったとの記事が掲載された〔赤旗2025.8.5〕。
警察と統一協会(世界統一家庭連合)の癒着が推認される。
統一協会(世界統一家庭連合)の政治団体「国際勝共連合」の渡辺芳雄会長が、安倍晋三元首相の銃撃から30分以内に「公安関係者から電話」があり、拘束された山上徹也被告が「旧統一協会の関係者らしい」と伝えられたと発言しました。勝共連合が3日、都内で開いた集会で述べたものです。捜査情報の漏えいが疑われ、究明が求められます。渡辺氏によると、2022年7月8日の銃撃事件直後に、関西の勝共連合事務局長から「いま公安関係者から電話があった。容疑者として身柄を拘束された人物はどうやら旧統一協会の関係者らしい」と連絡があったといいます。時間は事件から「30分もたたなかった」としています。事件現場が大混乱しているなかで、30分以内に伝わったとするなら異様な早さです。
渡辺氏はすぐに確認し、山上被告の名前は「会員名・・・
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