弁護士(大阪) 植田勝博
第1 人間の生物としての事実
地球は太陽系の一惑星として、46億年前にできたといわれる。地球は、46億年間絶えることなく自転、公転をし、地球に水が生まれ、約30億年頃前にウイルスのような生理機能を持ったものが生まれ、その後、ばい菌などの微生物、植物、動物が多様かつ無数に地球上に生まれてきた。生きものの一種の複数の人類は約20万年くらい前に登場し、他の人類は4、5万年前くらいに絶滅し現在残っているのがホモ・サピエンスの人類である。
地球誕生からの時間を1年間の時間軸としたとき、ウイルスは約30億年前くらい前、1年間の時間軸では5月過ぎに地球に誕生し、人間は1年間の時間軸で最終日の午後24時の数秒前に地球に登場したといわれる(山内一也『新版 ウイルスと人間』岩波科学ライブラリー)
第2 宗教のもたらす妄想、狂気、詐偽
(1)人類は、科学的検証ができないものに、神、仏、幽霊、お化け、妖精など、人格を持たせ宗教を生み出してきた。太陽、山、海など自然や物なども神として祀るなど多神教の地域が一般的であるが一神教の宗教もある。しかし科学的検証ができない多様な神などは、少なくとも第三者的・・・
この記事は会員に限定されています。ログインしてください。
会員になるには「会員に申し込む」をクリックしてください。