元労働基準監督署長(兵庫県) 多田 優
私は、猫、犬、鳥、カメなど動物好きの両親のもとで育ち、捨てられた動物たちを保護して共に生活してきました。現在は公益財団法人に勤務しながら社会保険労務士として開業しています。以前は厚生労働省で勤務し、労働基準監督官および特別司法警察員として様々な経験を積み、労働基準監督署長を歴任した後、令和4年3月に定年退職しました。
私たち家族は長年、近隣で虐待された猫を救出し保護してきました。自宅敷地内の植え込みに餌やり場を設け、野良猫たちに餌やりを続けてきました。しかし、この活動に対して兵庫県動物愛護センター三木支所(以下、三木支所)からの度重なる妨害行為がありました。
主な出来事は以下のとおりです:
1 平成27年頃:三木支所の初訪問
三木支所の職員が複数で訪問し、80歳後半の父親に対して大声で「餌やりはするな」と押し掛けました。名前も名乗らず、威圧的な態度でした。
2 令和2年9月25日:近隣住民による猫への虐待行為
防犯カメラが、近隣住民が敷地内に侵入し、餌やり場の猫をステンレス製の棒で執拗につつきまわす様子を記録しました。
3 令和3年7月下旬:子猫の変死体発見
朝方・・・
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