NPO法人京都消費者契約ネットワーク(KCCN)の活動報告
オンライン例会「大学生協・第59回学生生活実態調査報告から学生のくらしを知る」

適格消費者団体NPO法人京都消費者契約ネットワーク事務局 弁護士(京都) 増田朋記

1 2024年10月30日、当団体では「大学生協・第59回学生生活実態調査報告から学生のくらしを知る」というテーマにて、オンライン例会を開催しました。全国大学生活協同組合連合会では、毎年継続して、学生の生活、主に経済的な側面と大学生の意識や行動を調べ、その調査結果の公表を行っておられます(https://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html)。今回の例会では、大学生協事業連合関西北陸地区・組織運営部基幹運営課の末廣恭雄氏を講師としてお招きして、その内容や分析結果についてご報告いただいたうえで、意見交換を行いました。

2 最初に報告されたのは、大学生の大学での活動状況についてです。大学生の週あたりの平均登校日数は2019年と比較して1日減少し、キャンパス内での滞在時間も明らかに減少していました。オンライン授業が中心となっていたコロナ禍を経て、現在は対面授業が復活し、オンライン授業との併用という状況ですが、学生は、以前と比べて大学に行かない時間が増えているようです。・・・

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