事務局だより

1 今の日本は昭和5年ではないか。「自衛隊員が集団で靖国神社に参拝し、靖国神社の新たな宮司に元海将大塚海夫氏がなった」「日英伊の共同開発をした次期戦闘機輸出を、自民党と公明党が正式合意をした」、ロシア、中国、北朝鮮などの脅威などが報道されている。昭和5年、日本は物質的貧困と政治の貧困の中で、軍隊の独裁、日本、ヒトラードイツ、ファシズムイタリアの三国同盟を作った。A、B、C、D(アメリカ等)包囲陣の海外からの侵攻の虞。そして、表現の自由の弾圧、治安維持法、国民の自由は全て奪い、靖国神社に英霊として祀る宗教を利用し、狂気の特攻隊まで至って焦土となり日本は350万人の戦死者を出した。殺害された遺族の心の傷は今も重く残る。

 政府は武器輸出を認め、政治は、政治家と癒着した統一教会による甚大な宗教被害、裏金・脱税問題では、詐欺的ともいえる政治家たちが跋扈している。今、憲法9条は踏みにじられようとしており、政治は貧困の中で、狂気の日本の亡霊が再び現れている。非正規社員、生活保護受給者の人数は増えている。小中高生の自殺が増加している。2022年514人の過去最多を記録した。貧困者への救済、支援活動が活発で・・・

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