兵庫県生活衛生課は県動物愛護センター業務を合法とは思ってない

兵庫県 植田嘉巳

センターの殺処分促進業務 独裁、暴走

 発足時意図的にそれまで担当していた保健所から一切手を引かせ、センターのみで扱って来た。

 センターは、1990年代発足以降収容動物を二択で処理(飼い主に返すまたは殺す)。里親希望者がいても断って殺す。これを続けていたところ、2012年法改正でこれまでの行政が担って来た殺す行政から「生かす行政」への移行が盛り込まれた。これを県生活衛生課は重く受け止め、センターのやってきた里親希望者が現れても断っても殺すことにクレームをつけ、生活衛生課長より、センター長へ文書が送られた(開示公文書あり)。

 生活衛生課長が敢えてこれを送った理由として

① 「法律が変わった」

② 他行政の動向(里親への譲渡があれば生かす)

③ 社会では、それまでは、主流でなかった成犬、成猫に対しても里親探しが行われる時代になっている

④ 殺処分に対して、国民から県庁にもクレームが寄せられている

 そこで、法改正を受け、「生かすための譲渡」として、譲渡審査結果、「譲渡に適さないとされた譲渡不適正犬猫」でも、(これまで通り里親募集はしないが)収容情報を見て、敢えて里親希望する者には、門前払いせず・・・

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