事務局だより

1 消費者主権の社会とは

 消費者の権利、消費者が情報を得て選択をする権利を行使するためには、平和が土台である。それがない限り、消費者の権利はすべて踏みにじられる。

 平和のない社会は、ものを言う権利がない。違反すれば自由、生命が奪われる。現在のプーチンロシアをはじめ、武力による人殺し、街の破壊、情報は隠蔽され、自由な意見も言えず、恐怖のなかで我が命を守りながら生存するしかない人の姿である。ハマスの人の誘拐、イスラエルのガザへのホロコースト。ミャンマーの反政府に対する虐殺。中国の情報統制、香港の自由を守る人達の拘束、亡命。北朝鮮の反対者への抑圧、殺人兵器の弄び、武器での人間社会への抑圧・弾圧。自由な平穏な生活自体が存在しない。21世紀の今、白昼堂々の人に対する人殺し、拘束は狂気である。

  集団的恐怖と利権が人をして敵に対する防御・攻撃・破壊の負の連鎖を生む。その先に見えるのは、消費者主権ではなく、人類滅亡の時間が進行している。

 日本の戦争(第二次大戦)とは、即時に、飢え、餓死と直面する社会と生活であった。人間同士の利権と、殺戮、破壊の愚かさに気がつき、これを土台としたのが憲法9条である。憲法9条によ・・・

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