大阪消団連「2050年に向けた大阪消団連運動の課題」を策定

全大阪消費者団体連絡会事務局次長 大森 隆

 高度成長期の1972年7月に結成された私たち全大阪消費者団体連絡会(大阪消団連)は、1977年第5回総会で、消費者を無視した生産第一主義による環境汚染、危険商品の氾濫、狂乱物価などの社会的な「構造的被害」から本能的に自らを守るために立ち上がった消費者が、運動のなかで培った「人間としての尊厳を取り戻し、社会の不公正をただし、現代に生きる者として子孫に責任を負うという重大な役割を他の社会運動と共に果たしているとの自覚」が「消費者運動を発展させる原動力」と確認した。

 1981年第8回総会採択文書「21世紀に向けた消費者運動の課題」では、生産至上主義の経済論理の貫徹によって築かれた「表面の華やかさの裏に深く進行する『貧困と危機』……の克服こそが21世紀を展望した消費者運動の中心課題」とし、「恒久平和と開発途上国国民との連帯を一貫して追求する必要」を提起した。

 大阪消団連は、今般、50周年記念事業として、活動の指針としてきた第8回総会採択文書をアップデートし、2023年第31回総会で「2050年に向けた大阪消団連運動の課題」を採択した。上記の基本認識は維持し・・・

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