大阪弁護士会消費者保護委員会からのご報告

令和5年度大阪弁護士会消費者保護委員会委員長 弁護士(大阪) 森田泰久

1 大阪弁護士会消費者保護委員会の構成について

 大阪弁護士会消費者保護委員会では、現在450名を超える委員が登録され、六つの部会と六つのプロジェクトチーム(PT)があります。委員会の中心となる六つの部会は、電子商取引問題、公正取引問題、中小零細事業者を狙った消費者問題の調査研究を主に取り扱う1部会、消費者契約法等の研究や契約弱者の消費者問題の実体調査を主に取り扱う2部会、投資、保険、金融商品に関する消費者被害の調査研究を主に取り扱う3部会、製品安全、食品安全、住宅の安全に関する消費者被害の調査研究を主に取り扱う4部会、多重債務者の被害救済活動や被害予防のための立法等の提言を主に取り扱う5部会、特定商取引法の調査研究や大阪府下の消費生活相談センター相談員との共同事例研究会の運営を主に取り扱う6部会で構成され、それぞれが専門性をもって活動しています。

 コロナ禍も落ち着き始め、委員会や部会だけでなく、シンポジウムや研究会等も対面での開催が可能になりつつあり、オンライン会議の利便性を活かしつつ、直接の交流機会を持つことができるよ・・・

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