維新行政に異議あり カジノ(IR)誘致より、「公」の役割を果たせ

市民の為の行政を求める会事務局長 山崎義郷

 2008年2月6日、橋下徹氏が大阪府知事に就任しました。就任早々「財政非常事態宣言」を出し、「財政再建プログラム」では福祉、医療、教育、文化・スポーツなど府民向けの施策を大幅に削減しました。

 一方、2010年4月には自民党大阪府会議員を母体に「大阪維新の会」が結成され、2011年11月には所謂「府・市ダブル選挙」が行われて橋下氏は大阪市長に、松井一郎氏が知事になりました。

 そこで、私たちはそれまで「橋下維新行政に異議あり」と運動をされてこられた皆さんとご一緒に2012年4月1日に「市民の為の行政を求める会」(代表・辻公雄弁護士)を結成して今日に至っています。

 結成後は主に新聞意見広告に取り組み、2012年9月30日付け毎日新聞、2013年9月8日付け朝日新聞に「橋下行革に異議あり」を掲載。2020年9月4日付け毎日新聞では「IR・カジノ夢洲開発よりコロナ対策を」と打ち出しました。

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