「万博」を名目に進む「ⅠR・カジノ」の夢洲開発にNOを!

どないする大阪の未来ネット事務局長 馬場徳夫

 万博をめぐる今日の混乱は当然予測されたことであり、それを強行に進めた「大阪維新の会」の責任は重い。しかし彼らの最終目的は日本初のカジノを大阪に誘致することであり、万博をストップすることも、いったん立ち止まることもできないのです。

 万博会場のプレハブ化や簡素化での建設期間短縮や建設や運輸の「労働時間規制」の除外論、また開催延期論などが出ていますが、建設期間確保のために延期したところで根本的な諸問題は解決できることではありません。

 万博はわずか半年、カジノは半永久です。半永久的なカジノ誘致のために万博を口実に際限のない税金・公金を投入して夢洲を開発するのです。

 公共的なコンテナ輸送車置場の賃貸料が1㎡・月394円で、他方年間5200億円の売上げをめざすⅠR用地が1㎡・月428円、誰が見てもカジノに「大判振る舞い」です。

 ⅠR用地の土地賃貸額が極端に低額とされた為に、将来「夢洲」の土地は売れば売るほど「赤字」となり、夢洲開発資金の大半を押し付けられた大阪市「港営事業会計」は半永久的に借金地獄となります。大阪の産業や市民福祉と生活を守るためにも闘い続けます。・・・

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