電子商取引問題研究会のご案内

電子商取引問題研究会世話役 弁護士(大阪) 増田拓也

 電子商取引問題研究会(当会)は、ITに関する法制度及び紛争実態の研究を目的として設立された任意の研究会です。本稿では、当会の活動概要を紹介します。「消費者法ニュース」読者の皆様にとって、当会がIT法研究のためのひとつの選択肢となりましたら幸いです。

1 定例研究会

 毎月第2木曜日の午後6時30分頃から定例の研究会を開催しています(例年8月は休会)。ここ数年は、大阪弁護士会の会議室及びウェブ会議でのハイブリッド開催です。研究会の前半は、年間の研究テーマ(本年は「YouTuberの法律問題」)に関する発表と議論を行い、後半は、最新の裁判例や報道された事例等を紹介する時事ネタ発表と議論を行います。

 上記形式にとらわれない企画もあり、本年3月には、壇俊光会員の協力により映画「Winny」の試写会を実施しました。

 総会員数は100名を超えますが、研究会の参加者は各月20名程度であり、いわゆるコアメンバーは概ね40名程度と思われます。

2 外部講師

 年間数回程度、外部講師を招いて講演会を実施しています。著名な法曹、研究者のほか、西村博之氏、金子勇氏、堀江貴文・・・

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