編者:日本弁護士連合会消費者問題対策委員会
発行:民事法研究会
価格:1,800円(税別)
2022年6月、日本弁護士連合会消費者問題対策委員会編の、標記のモデル約款を解説した本を、株式会社民事法研究会から発刊しました。
本書の初版は2001年5月に発行されました。この発刊の前には、21世紀直前の、1998年の建築基準法の大改正(建築確認検査制度の民間開放など)、1999年の住宅の品質確保の促進等に関する法律の制定などがあり、欠陥住宅被害の救済と予防に向けての、抜本的な制度改革が進む中、当時、住宅建築を目的とした請負契約については、事業者側が作成した契約約款はありましたが、消費者の視点に立った約款は皆無でした。そこで、住宅を建てようとする消費者が、住宅建築を発注する際に、安心して使うことができるような、注文者のための契約約款を策定することを目指して、日弁連消費者問題対策委員会が、史上、はじめての、消費者のための住宅請負契約約款を作成したのでした。その後、この家づくり約款に対して、様々なご意見等をいただきまして、2011年1月に、約款を改定して、同約款の解説(第2版)を発行しました。
今般、202・・・
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