増大するミニ集団の被害相談

全国霊感商法対策弁護士連絡会(略称:全国弁連)代表世話人 弁護士(東京) 山口 広

 全国弁連は、1987年3月に東京で活動を開始して以来、34年余にわたって霊感商法被害の救済と被害の抑止の活動を継続しています。

 旧統一教会関連の相談は減りましたが、聞いたこともないミニ集団や個人教祖による被害相談が増大しており、弁連事務局では対応に苦慮しています。弁連が紹介できるカウンセラーも極めて限られています。相談内容も短絡的でご自身や家族がなぜこんなことにはまってしまったかについて自分を振り返る姿勢が欠けているような事例もある。親が考える枠にわが子をはめこむことを当然と考えることを改めようとしない両親の話を聞いて、こんな親なら自立心のある子は親から逃げたくもなるだろうなあと思う件もある。その逃げた先がもっとひどい人生におとし入れる組織だとはあまりにも悲しい。以下はそのサンプルです。相談内容は多少改訂しています。また、そこに掲示した集団や個人が悪質と決めつけているわけではありません。こんな組織や個人についての相談があったという事実をお伝えしています。

A 名古屋市内の茶道教室に通っていた30代の女性(相談者・・・

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