編著者:丸山絵美子
発 行:日本評論社
価 格:5,400円(税別)
本書は、編著者である丸山絵美子教授(慶応大学)が中心となった共同研究(消費者信用法制の新段階の検証—法規制の態様・存在形式・内容の総合的検討の試み—)の研究成果等をまとめたものである(2019年から2020年にかけて、法律時報において「消費者法の作り方 : 規範の基底価値・存在形式・内容」というタイトルで連載がなされていた。91巻11号〜92巻11号、93巻10号)。
共著者は、西内康人准教授(京都大学)、大屋雄裕教授(慶応大学)、吉政知広教授(京都大学)、松田貴文教授(名古屋大学)、得津晶教授(東北大学)、牧佐智代准教授(新潟大学)、横溝大教授(名古屋大学)、高橋祐介教授(名古屋大学)、森貞涼介氏(消費者委員会)、福島成洋氏(消費者庁)、室岡健志准教授(大阪大学)である。内閣府消費者委員会(第6次)の「消費者法分野におけるルール形成の在り方等検討ワーキング・グループ」(座長:丸山教授)における自主規制に関する検討をも踏まえたものとなっている。
本書の内容は、多岐にわたるが、経済学、行動経済学、心理学といった隣接諸科学との連携を踏・・・
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