MRIインターナショナル事件報告(弁護団活動報告)

MRI被害弁護団事務局長 弁護士(東京) 五十嵐 潤

1 事件概要(2013年4月に発覚)

 MRIインターナショナル(米国ネバダ州ラスベガスの法人。以下、単に「MRI社」という)は米国内の診療報酬債権(MARS)を安く買い取って額面で回収して利ざやを稼ぐという債権回収ビジネスを展開していると称して、日本人8700名から額面総額1365億円の資金を集めた。しかし上記ビジネスの実態はなく、2013年4月26日に関東財務局が証券取引等監視委員会(SESC)の勧告に従い第二種金融商品取引業の登録を取り消して、事件が発覚した。

2 弁護団結成及び活動経緯

 2013年から2022年まで9年にわたり弁護団活動を展開してきており一言で言い尽くせるものではない。事件発覚直後から日本国内において、
【甲】首謀者MRI社(代表者フジナガ)に対する責任追及
【乙】日本支店長ナンバー2グループ(鈴木ら3名)に対する責任追及
【丙】警視庁に刑事告訴手続(しかし受理されず)

 米国において、
【A】証券取引委員会(SEC)の違法収益吐出(ディスゴージメント)手続の要請およびサポート
【B】クラスアクション手続
【X】司法省(DOJ)および・・・

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