欠陥住宅被害全国連絡協議会・第50回大阪大会報告

欠陥住宅被害全国連絡協議会幹事 吉岡和弘

 阪神・淡路大震災発生の翌年、神戸市内にルミナリエが点灯した1996年12月14日、建築士、弁護士、学者、被害者ら184名が欠陥建物被害の予防と救済をめざし、「欠陥住宅被害全国連絡協議会」(略称・「欠陥住宅全国ネット」)を結成した。この間、全国14ヵ所に地域ネットが結成され、建築士や弁護士、学者、被害者ら約1000名の会員が建築に関する研究・研鏝を積み重ね、年2回の全国大会を開催し、その都度、会誌「ふぉあすまいる」を発刊し、会員らは、いくつもの最高裁判例や地裁・高裁判決を勝ち取り、それが「消費者のための欠陥住宅判例」第1〜第8巻(民事法研究会)として発刊され、これら活動は、建築基準法の改正や、品確法、瑕疵担保履行法等の立法をも実現させる原動力となってきた。

 あれから25年が経ち、今回の大阪大会は第50回目の節目となる全国大会となった。大会は、毎回、時々のタイムリーな企画を設定し、その分野の専門家にご講演をお願いし、質疑・討論の後、アピールを発する第一部と、会員が獲得した判決や和解事例の紹介と質疑討論をする第二部、そして、「勝つための鑑定書づくり」や「・・・

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