荷受代行詐欺

弁護士(大阪) 岡田 崇

Q

 コロナ禍で仕事がなくて困っていたところ、Facebookに開設された副業紹介ページで「自宅に届いた荷物を転送するだけで報酬を得られる」というアルバイトを見つけました。相手方に連絡したところ、テレグラムというアプリでやり取りするように誘導されました。

 身元の確認のために運転免許証の写真を送るように指示され、送付しました。しばらくすると荷物が届いたので相手方のところへ転送しました。転送する毎に1件3000円の報酬が振り込まれました。

 ところが、しばらくすると携帯電話会社各社から料金未納とのことで、請求が届くようになりました。請求が届くようになったのはなぜでしょうか。

A

1 これは荷受代行詐欺と呼ばれるものです。国民生活センターでは平成28年7月22日の報道発表で注意喚起していますが、コロナ禍で被害が急増しています。

2 相手方は相談者が送付した運転免許証などの本人確認書類の写真を利用して、相談者の名義で携帯電話の通信契約をしています。相談者は通信契約には関与していないため契約は成立していませんが、安易に本人確認書類の写真を送付したり、転送したことにより報酬を得ていることか・・・

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