事務局だより

1 世界政治の中の消費者問題

 世界政治が利権、隠蔽、人権抑圧に被われている。

・消費者の権利は、1962年ケネディ大統領教書の、1安全を求める権利、2知る権利、3選択の権利、4意見を言う権利、5消費者教育の権利(1975年にフォード大統領が追加)があげられる。平和でかつ選択の自由を含めた権利の土台が必要である。安全、知る、選択、意見を言う権利、教育を受ける権利とは、民主主義が保障された社会である。これがないところでは消費者の権利はありえない。

・世界政治は、専制、隠蔽、民主主義の人権侵害に満ちている。

 中国共産党習近平政権による、香港の人権の弾圧は民主政治の圧殺である。中国国民に対する人権の弾圧と監視社会・隠蔽の闇の中での政治がされる。香港の選挙により選ばれた議員の資格を剥奪し、民主、人権の声を上げる人達は拘束されてその処遇状況さえ不明である。香港人の悲鳴が聞こえる。2020年12月に、日本の歴史上外交文書の公開で、中国民主化のターニングポイントであった天安門事件において、日本が中国の対外的声明案の案文を外務省が作り提供をしていたことが明らかになった。その内容は「煽動分子が転覆を謀る等、政府は・・・

この記事は会員に限定されています。ログインしてください。
会員になるには「会員に申し込む」をクリックしてください。