コロナ禍の中の消費者問題

参議院議員(社民党) 福島みずほ

コロナ禍での生活の変化

 コロナによって亡くなられた皆さんに心からお悔やみを申し上げる。また、現在コロナ感染症にかかっている皆さんにお見舞いを申し上げる。ご家族の方や医療機関の皆さんにも心から感謝を申し上げる。

 11月27日現在で、世界のコロナ感染症による死者数は143万3378人であり、11月28日時点における日本での感染者数は14.3万人で、死亡者数は2028人である。世界の死亡者数の143万3378人という数の多さに驚愕をする。また一人ひとりの人生があったにもかかわらず亡くなられていることに衝撃を受ける。高齢であったり、基礎疾患があったりすると重症化すると言われており、本当に気を遣う。自分が無症状感染者で基礎疾患がある人などに移してしまって取り返しのつかないことになってしまったらと思うと、日々緊張の毎日を過ごしている。多くの人もそうでないだろうか。気を遣いながら、緊張し、1日1日を大事に過ごしているのではないだろうか。

 私の知人で、コロナ感染症にかかった人がいる。40代で軽症であった。しかし、後遺症があるという。頭痛や味覚障害や嗅覚障害が残っているという。・・・

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