コロナ禍における生活困窮者支援について

参議院議員(公明党) 山本 かなえ

 世界各国において新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中、わが国においても、1日あたりの新規感染者数が連日2000人を超え、東京都や大阪、北海道をはじめ都市部を中心に感染が急速に広がっています。また、若い世代を中心に感染が拡大した夏と比べ、現在はクラスターが多様化し、重症化リスクの高い高齢者の感染割合が増える傾向もみられ、最大限の警戒が必要な状況となっています。

 本格的な冬を迎えるにあたり、国民の不安が日増しに高まっている今、これまで培った知見を最大限に生かした感染拡大防止対策をより一層強化するとともに、長期に及んでいるコロナの影響によって生活や事業に困窮している方への支援に万全を期すことが何よりも必要です。

 こうした認識に立って、11月24日、公明党として令和2年度第3次補正予算の編成にあたり、総理が示された三つの柱(Ⅰ.感染拡大防止と社会経済活動の両立、Ⅱ.ポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環の実現、Ⅲ.防災・減災、国土強靱化と災害からの復旧・復興)に沿って、具体的な提言をとりまとめ、菅総理に提出しました(提言のURL 令和2年度第3次補正予算の・・・

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