関弁連消費者問題対策委員会の活動報告

関弁連消費者問題対策委員会委員長 弁護士(東京) 白井晶子

関弁連消費者問題対策委員会とは

 関東甲信越及び静岡県を加えた1都10県の弁護士会より構成される関東弁護士会連合会(以下、「関弁連」といいます)に当委員会が発足したのは平成23年7月です。当委員会の委員は現在37名で、日弁連の消費者委員会委員よりも若干期が若いメンバーで構成されおり、そのため、日弁連と歩調を合わせつつも、新規性のあるテーマについて積極的に取り組む機運があり、活発な議論を行っています。

 当委員会は毎月1回開催され、常に半数以上の出席を得ています。昨今多くの委員会の参加率が低いこと、しかも当委員会は新潟や長野など遠方の委員もいることを考えれば、当委員会が極めて積極的かつ活発に活動を行っていることがご理解いただけることと思います。

 当委員会は、前半後半に分けて、前半はテーマ別に別れて3班で議論をし、後半は全体で議論をしています。本年度の班は、「改正民事執行法」「決済関係」「電気通信事業法」をテーマとし、これら以外にも、公益通報等そのときどきに必要な議論を行っております。また、適宜講師を招いて講義を受け、理解を深めた上で議論を行・・・

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