“大分岐”の時代
─私たちが未来を作るオンライン集会開かれる─

生活保護問題対策全国会議代表幹事 弁護士(京都) 尾藤廣喜

集会のねらい

 2020年9月20日(日)午後1時から午後4時まで、全国クレサラ被害者交流集会プレオンライン集会「“大分岐”の時代〜私たちが未来を作る」が開催されました。

 この企画は、当初予定されていた大阪での第40回全国クレサラ被害者交流集会が、新型コロナウイルス感染拡大のために1年延期となったところから、被害者交流集会初の企画として、Zoomを使ったオンラインのプレ企画として実施したものです。慣れない集会の持ち方、しかも、連休の最中の開催でもあったところから、どれぐらいの参加者が期待できるのか不安もありましたが、160名以上の方々に参加していただき、内容も充実しており、今後のクレサラ対協の活動の方向を指し示す議論ができたと思います。

 もともと、クレサラの被害者運動から始まった私たちの運動の特徴は、現実に起きている社会的事象や深刻な問題に対応し、その問題点を具体的に集約し、その中で運動しながら解決していくという「即時性」と「行動性」、さらに、「事実から解決策を提案し、その実現を図る」というところに大きな特徴があります。これは、日々生起・・・

この記事は会員に限定されています。ログインしてください。
会員になるには「会員に申し込む」をクリックしてください。