37号 1998年10月発行

巻頭言

  • 敢えて「三兎」を追う・・・澤藤 統一郎(前日弁連消費者問題対策委員長・弁護士[東京])

特集I:消費者のための消費者契約法制定に向けて(3)

  • 1 消費者契約法「近弁連第二次試案」について・・・野々山 宏(弁護士[京都])
  • 2 近弁連シンポジウム「消費者のための消費者契約法制定を求めて」・・・松本 恒雄(一橋大学教授)
  • 3 「消費者契約法(仮称)」で消費者被害救済を・・・藤井 教子((社)全国消費生活相談員協会)
  • 4 「市民のための消費者契約法を考える会」の意見・・・村 千鶴子(弁護士[東京])
  • 5 日弁連・消費者法シンポ開かれる・・・桜井 健夫(弁護士[東京])
  • 6 団体訴権について・・・北村 純子(弁護士[京都])
  • 7 団体訴権以外の実効化策・・・増田 正幸(弁護士[神戸])
  • 資料 消費者契約法(仮称)の実効性確保のあり方(論点)(出典:経済企画庁・産業構造審議会)

特集II:成年後見をめぐる状況

  • 1 成年後見制度論議の近況・・・久岡 英樹(弁護士[大阪])
  • 2 大阪弁護士会「ひまわり」・・・大槻 和夫(弁護士[大阪])

特集III:クレジット問題を考える

  • 1 抗弁接続の問題・・・鈴木 尉久(弁護士[神戸])
  • 2 加盟店クレジットの問題・・・小谷 隆幸(弁護士[大阪])

学者の目

  • 消費者法の日伊比較・・・吉田 省三(長崎大学助教授)

相談員の目

  • 狙われる一人暮らしの高齢者・・・松原 朝子(消費生活コンサルタント)

被害者の目

  • リメンバーココ山岡~模範的被害者による行動指針~・・・石亀 康英(ココ山岡京都被害者の会代表)

海外情報

  • CIレポート 製造物責任に関するEC指令その後・・・平塚 秀衛(CI消費者問題コンサルタント)

相談窓口Q&A

  • クーリング・オフをしたのだけれど

判例和解速報

  • No.277~No.285

わかりやすい新民訴法講座【第1回】

  • 改正の主な内容など・・・秋山 努(弁護士[東京])

研究活動

  • 建築士の目から見た欠陥住宅-三階建て住宅が危ない!!-・・・平野 憲司(一級建築士)
  • 宗教と詐欺・脅迫の構造・・・藤田 庄市(フォトジャーナリスト)
  • PL法施行3周年 消費者は救済されているか?~市民オンブズ会議報告会~・・・日和佐 信子(全国消費者団体連絡会)
  • 日産生命の被害救済はどうなる?~日産生命事件の取組みと現状・・・武井 共夫(弁護士[横浜])
  • 全国一斉クレジット・サラ金110番集計結果報告・・・小澤 吉徳(全国青年司法書士協議会副会長・司法書士)
  • 改正商品取引所法が成立・・・茨木 茂(日弁連消費者問題対策委員会先物取引担当幹事・弁護士[東京])
  • 統一消費者信用法・・・村 千鶴子(弁護士[東京])
  • 割賦販売法30条の3の違法性・・・松本 一夫(実質利率研究者)
  • 電子マネー・電子決済の行方

事件情報

  • トーザ外語学院の倒産による被害・・・井上 元(弁護士[大阪])
  • やまと壽事件・・・大搗 幸男(弁護士[神戸])
  • 「監理放棄建築士」に一斉処分の申立・・・岩城 穣(日弁連消費者問題対策委員会幹事、欠陥住宅関西ネット事務局長・弁護士[大阪])
  • 販売店の倒産に伴うクレジットの二重請求・・・西村 陽子(弁護士[大阪])

判例データベース

  • 判例時報1635~1644/判例タイムス969~977/金融法務事情1516~1524/NBL642~648

行政・立法情報

  • 公正取引委員会/通商産業省/総理府/警察庁/経済企画庁/東京都

新聞情報

  • 1998年6月~8月

役に立つ文献紹介

  • 長尾治助著『消費者法講話』