要旨 初心者投資家が熟慮なく大量多額の株式を購入しようとした場合、適合性原則に基づき、証券外務員は購入株数の過大であることを指摘して再考を促すなどの指導助言を行なう信義則上の義務を負う
裁判所 大阪地方裁判所第8民事部 小野憲一、原司、飯島暁
平成17年ワ第10756号
判決・和解・決定日 2009年(平成21年)3月4日
事件名 損害賠償請求事件
問合先 三木俊博弁護士
業者名等 日興コーディアル証券(株)
被害者投資家(原告)は退職独居老人(取引開始時66歳)で証券投資の知識経験は乏しく老後を託す金融資産は約3700万円。問題対象のNT・・・
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