呉服過量販売

本件は、双極性うつ病であった中年の女性が、躁状態のとき、1年1ヶ月の間に、47回、合計1200万円の呉服を買わされて預金が空になり、悲観して自殺未遂を遂げたことにつき、販売者の(株)錦とクレジット会社に対し、代金の返還とクレジット債務の不存在確認を求めた。大津地裁(藤本久俊裁判長)は、2月28日、原告一部勝訴の判決をした 大津地方裁判所民事部 藤本久俊、阿多麻子、村松悠史 平成17年ワ第355号 2008年(平成20年)2月28日 損害賠償等請求事件 吉原稔弁護士077(510)5262 (株)錦(ヤマノグループ) 判決は、「原告は、平成15年11月頃から錦西大津店へ頻繁に来店し、短期間のうち・・・

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