先物・外国為替証拠金取引

加害業者の預金の差押えについて、銀行の支店を特定せず預金口座を一括仮差押えした事例 岡山地方裁判所 野々上友之 2004年(平成16年)12月16日 平成16年(ヨ)第223号 債権仮差押命令申立事件 公表しない 首藤和司弁護士 06(231)3535 1 本件は、外国為替証拠金取引を標榜する業者が、株取引の経験さえない専業主婦に対し、「豪ドルを買えば必ず儲かる。100万円出せば毎月3万3000円、1000万円出せば毎月33万円の利益が上がる」などと執拗に勧誘し、外国為替証拠金取引に仮託して前後4回にわたり総額756万7000円を支払わせたとの事案である。 2 この業者については、実体がよくわ・・・

この記事は会員に限定されています。ログインしてください。
会員になるには「会員に申し込む」をクリックしてください。