商工ローン

被上告人は上告人1に対して、基本契約に基づいて、46回の貸付をした。1回目ないし29回目までの貸付は、期限までの利息天引貸付で、返済期限に1月分の利息を前払いすると期限が延長された。30回目以降は利息後払いであった。この利息天引・前払の計算方法が争点となった。 最高等裁判所判所 中川了滋、福田博、滝井繁男、津野修、今井功 2005年(平成17年)7月11日 平成16年(受)第2205号 不当利得返還請求事件 ロプロ 呉東正彦弁護士 046(827)2713 原審福岡高等裁判所判決 原審判決は、1回目の貸付についての添付計算書に見られるように、①前払利息も、天引利息と同様に制限利息を算出してそれ・・・

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