投資信託(無断売買)

79歳の1人暮し老人に1億円を預金してくれれば毎月50万円の利子を支払うともちかけ、同金員を投資信託につぎこんだが元本割れとなった事案で、元本割れした損金の約5割を支払うことで和解が成立した事例 仙台地方裁判所 平成5年(ワ)第1782号 平成6年5月27日 損害賠償請求事件 吉岡和弘弁護士 022(214)0550 日興證券株式会社 原告はアパート賃料や銀行利子で生活を維持する、被害当時79歳の1人暮しの老人である。原告は株式投資には一切関心もなく株式取引を行った経験はない。 被告仙台支店担当者は、原告の土地売却代金1億円を「ウチに預金してはしい。毎月50万円の利息を支払う」などと称して原・・・

この記事は会員に限定されています。ログインしてください。
会員になるには「会員に申し込む」をクリックしてください。