19号 1994年4月発行

巻頭言

  • 破産免責における裁判所の裁量の基準について・・・青山 善充(東京大学教授)

特集:宗教と消費者

【実態編】
  • 宗教的団体と消費者問題・・・山口 廣(弁護士[第二東京])
  • 〈1〉霊視商法とは・・・瀬戸 和宏(弁護士[東京])
  • 〈2〉統一教会について・・・伊藤 芳朗(弁護士[東京])
  • 〈3〉オウム真理教について・・・小野 毅(弁護士[横浜])
  • 〈4〉法の華三法行・・・藤森 克美(弁護士[静岡])
  • 〈5〉神慈秀明会・・・紀藤 正樹(弁護士[第二東京])
  • 〈6〉ラジニージ・・・紀藤 正樹(弁護士[第二東京])
  • 〈7〉愛の家族・・・平田 広志(弁護士[福岡県])
  • 〈8〉コスモメイト・・・山口 廣(弁護士[第二東京])
  • 〈9〉サイエントロジー・・・山口 廣(弁護士[第二東京])
【理論編】
  • 霊感・霊視商法の民事法的検討・・・棚村 政行(青山学院大学助教授)
  • 宗教団体と消費者の保護・・・清水 望(早稲田大学教授)
  • 宗教団体の良心とモラル・・・浅見 定雄(東北学院大学教授)

学者の目

  • 視力障害者および聴力障害者の生活習慣と消費者被害-実態調査結果から-・・・鈴木 深雪(日本女子大学教授)

相談員の目

  • 資格商法110番報告・・・上月 とし子(NACS事業委員会)
  • 簡易裁判所で行われていた民事裁判を傍聴して・・・高木 妙子((社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会)

消費者の目

  • 氾濫する自販機・・・佐野 真理子(主婦連合会)
  • 減反して輸入とは・・・伊藤 康江(消費科学連合会)

相談窓口Q&A

  • 化粧品キャッチセールス

海外情報

  • IOCU(国際消費者機構)の概要・・・平塚 秀衛(IOCUジャパンデスク)

判例和解速報

  • No.119~No.126

研究活動

  • クレジット・サラ金被害者救済のための無料電話相談窓口の常設・・・稲村 厚(司法書士[横浜])
  • 高齢者に施設が提供すべきもの・・・石原 美智子(サンビレッジ新生苑施設長)
  • 多重債務者の発生とその背景・・・末永 久美子(弁護士[大阪])
  • 「消費者破産と弁済-新法の提案」報告・・・菊井 康夫(弁護士[大阪])
  • ダイヤルQ2と独占禁止法-独禁法に基づく措置請求について・・・竹内 淳(弁護士[第二東京])
  • “ウィークエンド・テレホン”は消費者ニーズをとらえた-週末の消費者相談・2年間の報告-・・・石上 昭子((社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会)
  • 継続的役務取引の自主規制・・・池本 誠司(弁護士[埼玉])
  • 第32回全国消費者大会を振り返って・・・西島 秀向(全国消費者団体連絡会事務局次長)

事件情報

  • 弁護士の債務整理に非協力な業者は、元金しか請求できない-最近の判例から・・・福本 悟(弁護士[東京])
  • 「結婚紹介所」被害一例・・・小林 政秀(弁護士[東京])
  • 銀行と株主代表訴訟・・・飯田 秀人(弁護士[東京])
  • ニコニコクレジット事件について・・・森下 文雄(弁護士[静岡])
  • 違法団信保険料返還請求事件・・・今 瞭美(弁護士[釧路])
  • 「保証債務110番」の開催-保証債務は消費者被害・・・木村 達也(弁護士[大阪])
  • ダイヤルQ2勝訴判決の報告・・・井上 正信(弁護士[広島])

行政・立法情報

  • 厚生省/通産省/農水省/法務省/経済企画庁/公正取引委員会/大阪府警・福井県警

役に立つ文献紹介

  • (社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会発行『NACS eyes』