先物取引

先物取引被害による損害賠償請求において、過失相殺を否定した判決。
裁判所名古屋高等裁判所民事第4部 岡久幸治、戸田彰子、加島滋人
平成19年ネ第152号
2007年(平成19年)6月28日
損害賠償請求控訴事件
石川真司弁護士 052(231)5532
グローバリー(株)

被害者は取引開始当時29歳でトラック運転手の男性であり、勧誘当時既に消費者金融からの借入れがあったにもかかわらず、外務員が「借りてでもやる価値がある」などと更に借入れを行わせて取引を開始させ、結果、273万2380円の損害を被ったという事案である。
本判決は、まず、・・・

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