年金担保

年金担保被害の事例で、原審が年金担保設定行為と金銭貸付行為とを別個の行為として貸金行為の不法行為性を否定したのに対し、これらを不可分一体の行為として、全体について不法行為性を認めた裁判例 大阪高等裁判所 横田勝年、植屋伸一、末永雅之 2005年(平成17年)9月30日 平成16年(ネ)第3027号 損害賠償請求控訴事件 ファミリーローン(株)、ファミリークレジット(株) 山田治彦弁護士 06(6360)2031 貸金業者が債務者の年金証書及び年金受給口座の通帳を取り上げ、年金受給口座から自動送金で返済を受けるという年金担保被害の事例である。 原審は、年金担保設定行為と金銭貸付行為とを別個の行為・・・

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