銀行融資・変額保険を組み合わせた相続対策について、いずれの契約も錯誤により無効としたうえ、銀行と生保に弁護士費用名目で損害賠償を命じた事例 東京高等裁判所 根本眞、濱野惺、持本健司 平成14年ネ第1983号 2004年(平成16年)2月25日 損害賠償等請求控訴事件 桜井健夫弁護士 03(5226)7295 みずほ銀行、日本生命 1990年8月、富士銀行行員と日本生命職員に、銀行融資と変額保険を組みあわせた相続税対策(家族型)を勧誘されて実行した都心に住む高齢者が、1997年1月に保険契約を解約し、生保からの解約返戻金全額を銀行に返済したが、計算上、4500万円の負債が残った。本件はこの債務不・・・
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