原発・農地原状回復訴訟

要旨 福島県内の米農家が、東電を相手に、福島第一原発事故によって農家ら所有の田畑に降り積もった放射性物質(セシウム137)の除去(予備的に、①客土工の請求、②違法妨害状態の確認の請求)を求めた裁判の控訴審で、裁判所は、「客土工」は実務上確立している工法であり、請求の趣旨において詳細な特定は不要であるから、原審(請求の特定や訴えの利益を欠くと判示)の判断を取り消した
裁判所 仙台高等裁判所第2民事部 小林久起、杉浦正典、松川まゆみ
判決・和解・決定日 2018年(平成30年)3月22日
事件番号 平成29年(ネ)第185号
事件名 農地所有権に基づく放射性物質・・・

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