取引履歴開示

1つの金銭消費貸借基本契約のもとでの貸借が一旦完済により終了した後、再び同じ基本契約に基づき再開された場合に、貸金業者が途中の完済前の取引履歴は廃棄したと主張しているにもかかわらず、基本契約当初からの取引履歴について文書提出命令が出された事例 大分地方裁判所 須田啓之 2002年(平成14年)7月1日 平成4年(ワ)第87号 文書提出命令申立事件 河野聡弁護士 097(533)6543 アイフル(株) 当事者は、1992年1月21日にアイフルとの間で金100万円の金銭消費貸借基本契約を締結し、反復継続して金銭貸借をしていたが、1997年9月に一旦完済した。その後1998年2月から再び同じ基本契・・・

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