① 一括弁済を請求することなく、残元本の利用を継続させたときは、期限の利益喪失約款に該当する事由があっても、従来どおりの約定で支払うことの新たな黙示の合意が成立したと認めた事例 ② 債務者から調停申立をし、一括返済の資金を用意して解決を図った。しかしサラ金業者がこれを拒否し、調停中にも関らず、訴訟を提起し業者主張の残元金と約定損害金の支払いを請求したが、損害金請求は権利濫用として許されないとした事例 福島簡易裁判所 平成8年(ハ)第517号、平成8年(ハ)第739号 平成9年4月9日 貸金・不当利得返還請求反訴事件 浅井嗣夫弁護士 株式会社ジェック 被告(被告兼反訴原告)は債務弁済協定調停申立を・・・
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