消費者信用(免責後差押)

破産終結後、免責確定前までになされた債権差押でも、右強制執行による弁済未了の間にその債務名義の執行力が排除された場合には、その債務名義に基づく強制執行の継続は許されないとした事例 神戸地方裁判所 平成7年(ワ)第923号 平成8年1月29日 請求異議事件 吉井正明弁護士 078(371)0171 有限会社大丸商事 本件は、被告が破産終結後に債権表を債務名義として、原告の給料債権に対し強制執行をしてきたものである。破産終結が平成7年4月24日、被告が債権差押命令を得たのが同年5月15日、免責決定が同年6月9日にでたが、被告が即時抗告し、右即時抗告が7月5日に棄却されたので、官報の掲載公告が7月13・・・

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