消費者信用(利息)

多数回の再貸付(借換え)が行われている事案において、再貸付のたびに、従前の貸付の契約に基づく債務残高の内訳(元本、利息、賠償金の別)および従前の契約を特定するに足る事項の記載がなされた法17条所定の適式の契約書面の交付がなく法43条の要件を欠くとした判例 東京地方裁判所 平成4年(ワ)第14462号ほか 平成6年9月5日 保証債務請求事件 斉藤博人弁護士 株式会社ラッパーズ (事案の概要)原告の被告に対する保証債務履行請求に対し、反訴請求は、原告は主債務者(訴外会社)に対し本訴請求で主張以外にも多数回にわたり金銭を日歩14銭の高利で貸し付け、主債務者および被告がこれに対し支払った利息を利息制限法・・・

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