抽選に当たった旨の虚偽の電話をして訪問し、「アルミ鍋は癌になる」と騙してステンレス製鍋を売ったことは、社長以下担当者らの共同不法行為として、商品代金と弁護士費用を認めた事例 高松簡易裁判所 昭和62年(ハ)第485号 平成元年5月24日 損害賠償請求事件 臼井満弁護士 訴外会社の代表取締役秋山敏博外役員、従業員ら6名 会社のテレコール嬢が抽選に当った旨の虚偽の電話をし、予約のとれた家へ販売員が訪れ、科学的根拠もない事実を述べて欺問し、市価の約4倍も高い価格(26万円)で鍋セットを売りつけていたのは、会社ぐるみの詐欺的手法による販売と認められる. 本件鍋の販売方針の決定、部下への指導監督、販売・・・
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