国セン注目情報(2)

全国消費生活相談員協会会員 栗林太朗

枚挙に暇がないインターネットにおける消費者トラブル

 国民生活センターがテーマ別に特集として掲げている項目の中でも、「インターネットトラブル」(https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/internet.html)はその数の多さと更新の頻繁さが群を抜いている。

 令和7年8月6日付けで国民生活センターが発表した、2024年度の全国の消費生活相談の状況においても、通信販売の占める割合が全体の3分の1程度と最多であり、その大部分がインターネット通販であると示されている。

 トラブルの内容で主だったものを挙げると、お試し定期購入、詐欺サイトでの購入、フィッシングメール等による情報等の詐取、SNS経由で誘われる投資詐欺、オンラインゲームでの高額課金、フリマサイトなどがある。

圧倒的に足りていないのは「リテラシー」

 これらのトラブルの具体的事例に接して特に感じるのが、消費者側に圧倒的にリテラシーが不足している、ということである。私事ではあるが、筆者の場合は親が物好きだったということもあり、「パソコン」という名称が定着する以前からコンピ・・・

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