「人と動物が共生する社会」について

全世界の犬猫の殺処分を廃止にする会代表 荒木 淳

 日本の法律(民法)では動物はモノ扱いです。

 しかし我々、人間も動物の一種です。ですが人間だけはモノ扱いされず日本国憲法で人権などが認められています。我々、人間と同じくモノ扱いされている動物にも喜怒哀楽があります。なぜ、我々以外の動物がモノ扱いされているのでしょうか。それは我々、人間が支配者であるという驕りから来ていると私は思います。諺に「驕れるもの久しからず」というものがあります。

 また、「因果応報」という言葉もあります。我々、人類に求められているのは「寛容さ」や「謙虚さ」や「共感力」や「想像力」だと私は思います。自分がされて嫌なことは他者(動物)にしてはいけないのではないでしょうか。もし、人類が傲慢で謙虚さを失い続ければ、将来、待っているのは人類滅亡だと思います。現在、社会では今だけ自分だけという風潮が蔓延しています。そして、世界各地では戦争や感染症などが現在進行形で起こっています。突き詰めて考えるとすべての災いは人間のエゴから起因していると思います。そして、人間の動物に対する扱いも国によって程度の差はあるものの、「人と動物が共生する社会」・・・

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